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10/22/2013

how to eliminate your nemesis



TD2大スターのアレハンドロとヘザーから学ぶ、どうしても倒したいあの人を蹴落とす手段。

先週のエピソードでちょっと気になった結末を迎えたトータルドラマのことでちょっとね。
ヴィランチームの6人による各自の1票の多数決で脱落者決定のシーンで…。
投票性リアリティーTVでの嫌なヤツの蹴落とし方やイミュニティーアイドルの1種の使い方などちょっと解説してみることにしました。


ヴィランチーム

票に入ってく前にちょっとおさらいね。
トータルドラマシリーズは、基本その週の敗者チームの中で投票による多数決で誰が脱落するか決めてます。 もちろん、みんなの前で「私はあいつの脱落希望します」っとかってワケじゃなくて、誰が誰に票を投じるかってのはキャストには極秘です。
チーム内での成績が悪かったキャスト足を引っ張ったキャストの脱落を希望するのが分かりやすい考えだよね? チームメイトかつ友人であっても、リアリティーTVでチームのマイナス分子になるなら時に非情になってでも誰か蹴落とさないといけない時くるし。

で、実際の投票なんだけど、
落としたいメンバーに対して数名でアライアンス(同盟・協定)結んでそこに票を集めるってのが良く見るパターン。 例えば、5名チームの場合、そこで自分の他に2名と供託を結べれば脱落者の確定や自分自身の安全性がはっきりしてくるね。(ABCの3人でDに票を集めれば、仮にEとDが手を組んでてもABCの3人は確実に生き残れるよね)

それから、戦略性が増えてくると、
落としたいメンバーが、足を引っ張るヤツから、チーム内で1番強いプレイヤーで後に脅威となる人物だったり、単純にメンバーから嫌われてる人だったり、自分のボーイブレンドを奪った人になるなど。 この辺は単純に世の中弱肉強食とも言えないほど、弱くても生き残れないってワケじゃないリアリティーっぽさがみれるよね。 トータルドラマシリーズでの一般的な考えじゃ、弱くも強くもないアベレージ層は票を集められにくい=生き残りやすいって傾向あるしさ。



こんときのヴィランチームのメンバー

キャメロン(キャム)
今回からヴィラン側へ転戦
仲間がいないけど、嫌われ度・邪魔度は低め

グウェン
今作ではわりと良い人な印象で悪い印象はキャスト内なし
コートニーから壮絶に憎まれてたけど段々穏和? キャムと手を組む

コートニー
スコットと友好関係にあり、グウェンやキャムを敵視

スコット
シーズン4を代表するヴィランはここまで目立った暗躍はなし
活躍がない=ヘイト値低め

ヘザー
シリーズ中最も嫌われてる人の1人
でも力のあるプレイヤーなのは無視できない事実

アレハンドロ(アル)
シーズン3準優勝にして最も多くのキャストを葬ってきたヴィランの中のヴィラン
実態は世渡り上手で社交性高いため良い人ぶるのもお手の物
爪を隠してて(両足を怪我してることに)、危険度は本来よりも低め?


第6話、この時のチャレンジではみんな平均的なパフォーマンス。
最後のミスがあったのはキャメロンと彼をサポートできなかったコートニーの2人。
もちろん役立たずと思うメンバーを落とすのも手だけど、ヴィランチームは基本最もウザいor嫌なヤツを落とすのが定番だから。

ミスをしたキャムや嫌われ組のヘザーあたりが瀬戸際?
それじゃ、ヴィラン6人、誰が誰に投票したのか? ちょっと考えてみました。

キャム
ヘザー、コートニーあたりに投票? グウェンと同じとこに票を?

グウェン
コートニーとの仲直りのため自分の1票をコートニーに委ねることに。

コートニー
グウェンのお陰で今回2人分の票を握る重要人物。
矛先はヘザー? アレハンドロ? それともキャムとか?

スコット
コートニーとの関係こそあれど、予想がつかない彼の票。

ヘザー
アレハンドロへと投票はみんなの予想通り。

アレハンドロ
ヘザーへ1票。



先に結果を言っておくと、最多投票を集めたのはアレハンドロ。
でも、アレハンドロには偶然にもヘザーから奪えた脱落を1回無効にできるイミュニティー・アイドルがあり、ヘザーが次点で脱落。

このエピソード初めて観てたときに思ったのは、
アレハンドロが3票くらい獲得したのに対してヘザーが2票くらいだと思ったんだよ。
でも、後でブログコメントでバッククォートさんの意見から気付いたことなんだけどこの時のチャレンジ中ヘザーがある作戦を実行してたじゃないかって。

敵同士の2人はチャレンジ前にアライアンスを組むことに
もちろん背中ではお互い裏切る機会を狙ってね

コートニー&スコットを利用するヘザー

チャレンジ中ヘザーはコートニー&スコットの前で、
「アレハンドロがみんなに次の投票の時スコットを落とすように言ってたから。 でも、私はアレハンドロに投票するんだけど。」ってさ。
初めここの意図がわからなくてただの錯乱作戦かと思ったんですけど、これって実はみんなでアレハンドロを裏切って落とそうって思案だね。
コートニーたちがヘザーの言うアレハンドロの事を信じるかは別に、
スコットは自分のことを狙ってるアルを始末したいって思うだろうし、スコットのことが好きなコートニーもスコットとともにアルに1票を投じるじゃん?

ヘザー同じことをキャメロンとグウェンの前でも。
「アレハンドロがみんなに次の投票の時キャメロンを落とすように言ってたから。 でも、私はアレハンドロに投票するんだけど。」
これで、グウェン&キャメロンは「ヘザーがアルに投票するなら自分達も便乗すれば、防衛と同時にヤツを倒せるのでは?」って名案が浮かぶんじゃないかな?
自分が仮にキャムの立場だったら、安全のために自分以外の誰かにより多くの票を集めればとりあえずセーフだよね? ヘザー、グウェン、自分、この3票をアルに送れば、彼が3点で残りみんな自分に投票してきても最悪引き分けに持ち込めるしさ。

コートニー&スコット、グウェン&キャムっていう人間関係も見抜いての事?

どう? 今回のヘザーのやり取りなんかすごくない? 仲間を増やすのではなくて、自分の敵の敵を増やすことによって"仲間"を増やす考えみたいなっ。
"the emeny of my ememy is my friend"
って表現あるよね? カートゥーンとかだと、自分の敵と仲悪い敵キャラあたりと主役のヒーローが一時期共闘するときとかさ。

特にヘザーなんて悪名高くヴィランとして恐れられてるから、彼女とアライアンスを簡単に結ぶキャストってそんなにいないじゃん。 だからヘザーは仲間作りじゃなくて敵の敵作りをしてたってワケだ…! 多分この策略は Survivor 等他のリアリティーTVショーとかでも使われたりしたんじゃないかな?

で、ヘザーの思惑通り、アル以外のみんなの票がおそらく全部アルへ、アルの票がヘザーへと。
アレハンドロ 5票
ヘザー 1票
5-1かは不明だけど大体これが1番しっくりくる結果かなぁ。
後の祭りなんだけど、ヘザーの策略すごく面白いしためになった気する。

ただイミュニティーアイドルを見つけたのがヘザーじゃなかったら、
アイドル自体なかったら、最終結果はヘザーの思惑通りになってったハズ…
 
ヘザーの最大のミスは、アレハンドロを過小評価したこと? イミュニティーアイドルの隠し場所を誤ったってミスもあるけど、(ヘザー好きな自分からしたらアイドルを巡るヘザーはちょっとらしくなかった)、アイドルを盗んだのがアレハンドロって仮説浮かんでれば、イミュニティーを持ってる(であろう)彼に票を集めるってことはしなかっただろうしさ。

最終的な結果は知っての通り、アレハンドロがアイドルを掲示したことによって、2番目に票が多かった…ってよりもアル以外で唯一票が入ってたヘザーがわずか1票ながら脱落するっていう珍しい事態に。
イミュニティーアイドルを手にできたアレハンドロは間違いなくラッキーなんだけど、
代わりにヘザーが死んでくれたのはただの運? それとも作戦通り?

アレハンドロをちょっと過大評価してみると、
イミュニティーアイドルを見つけたときから全て彼の計画通りだったのかな?
彼は、みんなを敵に回してでも自分に票を集めて欲しかったんじゃない???
だってそうすれば、自分の1票、たった1票がヘザーを仕留めるには十分な1滴の毒になるの。

イミュニティーをうまく利用した作戦ではあるものの、周りの票を全部無効にすることによって自分のたった1票って権限を最大限に生かすのってなんかすごいな。
イミュニティーってのは通常自分自身を脱落から守るためにあるんだけど、彼は宿敵を倒すためのオフェンスに使ったって見方もできるんじゃないかな?
さすがは、外交官を父親にもつマスターマインド、アレハンドロ。
今後イミュニティーアイドルが登場するか分からないけど、アイドルの(正しい)使い方として他のキャストはメモっておく必要あるかもねっ!


結論、TD最強プレイヤーにイミュニティー→インヴィンシブル(無敵)。
チャレンジ中に不本意にもイミュニティーアイドルと出くわしてしまった幸運と不運によってヘザーは墓石は立てられてしまいましたっと。
ヘザー残念だったけど、最後に2人の戦いが見れて満足ね。

それじゃEP7でも観てこよっとっ。

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