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11/04/2013

the Beginnings part 1



先々週の金曜に放送された1時間スペシャル(前後編)、なんだか感想書くのすごく遅れちゃったけど、この前後編エピソードアバター史の中でもかなり重要なことが語られるのでちゃんとレビュー付けとくね。

アバターとしての記憶を失ったコラ、自身を取り戻すために初代アバターの世界へと。


1番最初のアバターとアバターって存在の起源的な回想話なもんだから、なんとなくATLAシーズン3の "the Avatar and the Fire Lord" っぽい?

軽いあらすじ
水の国の南北戦争で南側を助けるために、コラたちチーム・アバターの面々はリパブリックシティへと帰ってきました。 そこで、コラは大統領のライコーさんに南の助けを求めるものの、彼はリパブリックシティは水の国内のいざこざに手出ししないと断固拒否。 将軍アイロの助言にそって、コラは火の国へと助けを求めに向ったところ、北の水の国からの刺客(エスカ&デスナ)との戦いの最中邪悪なスピリットに飲み込まれてしまう…。
孤島へと流れ着いたコラは記憶を失っていた…って感じ。

なんだか感想ってよりも、ストーリー振り返りみたいな内容になってきちゃうけどご了承ねー。


 コラは最初と最後にチラって出るくらいで、メインはアバター・ワァンね


コラは記憶喪失ってよりも、どうやらダークスピリットによってアバター自体のスピリットエナジーみたいのを失いかけてるんだってさ。 だから、アンやキヨシとかによるとコラのアバタースピリットの喪失はアバターの伝統が途絶えてしまうピンチみたい。

クルック「ラヴァを探せ。」ってアドバイスに戸惑うコラの前に現れたのが、
この少年。 「自分はラヴァじゃないけど彼女を見つけるの手伝ってあげるよ。」って。


こうして、アバター・コラは自分自身そしてアバターというものの存続のために初代アバターの世界を見ることに。



最初のアバターとなるワァン

彼の時代の世界

前々から言われてたけど、今回の初代アバターの昔の世界はいつもとデザインが異なるね。
それで、今回からアニメーション担当は、日本のぴえろスタジオからブック1手掛けた Studio MIR に戻りました。 まぁ、っても、今回のはブック1とかいつもと全然違う感じの特殊なデザインだけどね。
大昔な世界感を表すのに水墨画風な背景に、キャラクターは色彩がいつもよりちょっと薄い感じ。

郊外に住みアラジンみたいなドブネズミ生活してたワァン、親とかもいなくて同じよーな孤児たちと住んでました。 この時はアバターとは無縁なただ野心がある少年って風。 
ある日、スピリットを狩る?狩りみたいのに参加するきっかけを得たワァン。 
この時代の世界は、都市部とスピリットが住む野生とで世界が分かれてたみたいで、人間にとって全てのスピリットは悪い妖怪みたいな存在で、スピリットは自分たちを忌み嫌う人間に反感を持っていました。

ライオンタートル!

ATLAの最後の方で偉大なる存在として、アバター・アンに最後の知識を与えたあのライオンタートルじゃん! この時はけっこうフツーに何匹も存在してたんだね。
スピリットが徘徊する外の世界に狩りに行くには、スピリット対策?のためにライオンタートルが火の力を一時的にレンタルサービスしてたんだって。 


火の力、後のファイアーベンディングって呼ばれる物だね

でも問題なのは、狩りに参加するはずなのに、火の力を手にしたら怖気づいたフリして火の力をライオンタートルに還さずに村に戻ってきてしまったワァン。 
 あんまり事の重大さを考えてない盗っ人じゃん!

その後、力を手にしたワァンは調子にのってお偉いさんのお城へと攻め入ったりするんだけど、基本盗みと変わらないし、捕まって火の力はキープ出来たものの国から追放されることに。

追放され森の中をさまようワァン、森はスピリットたちによってアマゾンの危ない森みたいな場所でワァンには安息の余地はなさそうでした。

そんな中彷徨う彼が遭遇したのは…スピリットオアシス

スピリットたちのたまり場

スピリットがくつろぎに来る様子なホント千と千尋の神隠しみたいな

スピリットたちのリーダーみたいな真ん中の彼
 初見ではノン・スピリットなワァンのオアシスへの進入を拒否

この人良いキャラだね!
声優は千と千尋の英語版ハクと同じ人らしい…ミヤザキ・テイスト満載

もののけ姫にもこんなオアシスあったよねー

しばらくしてスピリットアニマルが悪い人間に襲われてるとこを助けたってことで、オアシスへと招かれることになったワァン。 そこで、彼はスピリットたちと共に暮らすことによってたくましく、非人間的に。

 ファイアーベンディングも上達

 火の技の原点の形・ダンシング・ドラゴンじゃん

オアシスを出る頃にはこんな逞しく!
まぁまだ火のエレメントしか使えないしアバターとは程遠いけど、
当初の好感度も持てないただの盗っ人とは大違いだね。


オアシスを後にして未知なる世界へと旅へ出るんだけど

背景なんかすごいな

なんか昔話みたいな…良い世界感
このエピソードとか賞にノミネートとかあるんじゃ?



 旅するワァンとペット、ある日地表を揺らす2大スピリットの戦いに出くわす

対称的な凧みたいなスピリット
この2人の戦いが今後のアバターワールドにとてつもなく重大になってきます。


黒い方のスピリットがワァンに助けを求めてたのでワァンは迷った末に黒い方を助けてしまう。
その後、青白いスピリットがワァンに言うには、
光のスピリットであり青白い方・ラヴァは黒い悪い方のスピリット・バトゥーを何万年もの間制御していたとの事。 それをワァンが悪いスピリットの手助けをしてしまったがためにラヴァはバトゥーのコントロールを失い、光と闇のバランスは失いバトゥーが世界に混沌をもたらすだろうって。

つまり陰陽のようにバランスがとられていたものを、ワァンのせいで片側の負の部分が世界へと飛び出してしまったってことだよね。 それで善悪のバランスがとれなくなって、負の力が世界を埋め尽くしてしまう日が近くなるみたいな。
陰陽のスピリットとか世界のバランスだとかはアバター観てる人には馴染み深い要素だよね。


そんなこんだで、コラは光のスピリットラヴァを見つけて、
パート1は終わり。

この時点で、勘の良い人なら戦ってたラヴァの正体わかるよね。 
青白い光だしさっ。



ちなみに、ワァンがそんな重大なことと出くわしてる間、ワァンの故郷では…
ワァンの成功を聞きつけ、ワァンの友達等も火の力を貰い外の世界へと進出。
アバターのオリジンは分かってきたけど、これがベンダーのオリジンかぁ…。 当時は力が必要って願えば誰でもベンダーになれたんだね……。


 んじゃぁ、長くなりそーなのでパート2へと。

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