10/18/2013

butts butts everywhere



今回の更新は、最近ちょっと見始めたシリーズ "the Day My Butt Went Psycho"
オーストラリアで先月末から始まったこの作品だけど、制作はカナダとオーストラリアの共作ね。

カナダの Nelvana が関わってるってのもあるし、なんだか Sidekick っぽいとことか自分には入りやすい印象がありました。 お尻がメインキャラクターって言うかな~っり!変わった設定のお話なんだけど、内容自体は良くも悪くも一般的かなーっと思う。


ザックとお尻

えーっと、まずはどこから始めればいんだろ?

物語のあらすじ?
人類に不満を持ったお尻が反旗を翻す中、主役の男の子の尻(バットって呼ぼう)は彼ととても仲良し。 ザックと彼のバットは悪いバットたちを退治するためのバット・ハンターとして日々活躍する日常コメディ…
みたいな内容ね。 なんか書いてて変な気分するけど…。

このショーはオーストラリアの児童作家である Andy Griffiths の同名文庫から元になってます。 グリフィス自身がショーに絡んでるとかじゃないと思うけど、大体原作の設定だとかに忠実な内容のアニメになってて、原作のファンにはたまらないバット・アニメーションに仕上がってるんじゃないかなー?

based on a true story....WTH?

ビジュアル効果のない本でどうやってお尻たちが描かれてるのか気に…なったり…しない…?
原作だけじゃなくて今回のこのショーの情報もわりと揃ってる→ Andy Griffiths ブログ



じゃぁ、ちょっとここでメインキャラクターでも載せておきますね。



ザック・フリーマン
自分と分離したお尻の相棒デュースと仲良く暮らすわりとフツーな(尻無し)少年。
中の良いエレノアーらと共に悪尻バッド・バットたちと戦うバット・ハンターでもある。
体どーなーってるのか不明だけど、多分ザック・"バットフリー"マン…?


デュース
元ザックの下半身の1部のバットであるディース。 悪いバットたちと違って彼はザックと友好関係にあるし、人類を恨んでたりはしないフレンドリーな尻キャラ。


エレノアー・スターン
バットハンターを父にもつザックの親友。 親同様バットハンターとしての力量もかなりのものらしいね。 あんま女の子っぽくない、Tomboy っぽいかな。 
作中で語られたかは分からないけど、ウィキペディアによれば…
この人は人工尻の持ち主??(何この作品…) 
聞き覚えるなぁって考えてたらエレノアーの声は…Bryn McAuley、Bryn って言ったら Grojband のレイニーだね。


悪尻、バッド・バットたち
マフィアのドンみたいな大きな白いバットなど、彼等の目的は人類にとって変わって牛耳る事。
デュースみたいに善尻もいるけど、大半は悪尻ってことで良いのかな?


こうやって見てってもこのショーって設定からして絶対変だよね!
体の1部がベツの生き物みたいに扱われてる作品って色んなトコで見かけたりもできるけど…、
バットって…。 正直あまり清潔感ある部位ではないしさ~?
ザックはトイレとかどうしてるの? 100%バットなデュースって出るもの出るの?? 

あ、そうそうトイレって言えば、
トイレ!もテーマの1つで、トイレ関連のトイレットペーパーだとか、あの便器が詰まったときに使う?道具だとかも頻繁に見られるのがなんだか楽しかったりも。

バットハンターのガジェット
サイドキックっぽさあるかもね、それかKND



ちょっと気になったんだけど、これってオーストラリアの原作ではタイトルの"Butt" って単語が "Bum"
になってるって。 
じゃぁちょっと話それるけど、「尻英語知りたいコーナー」ね。

そもそも、バット・Butt ってどういう意味なんだろ?
Butt って単語には色々意味あるけど、ここでいうButt は "Buttocks" つまり英語で言うちゃんとした尻部分のことね。 英語圏で生活してても普段から "Buttocks" なんて言葉そんなに耳にはしないと思うけど、Butt ってよく聞く言葉。
軽い意味でのお尻のバットもあるし、(バットが痛いとか)、
カートゥーンを英語で見てる人ならわりとお馴染みな表現 "Kick Someone's Butt" ってのがあるよね。知ってる人も多いだろーけど、ここで言うバットって実際の尻のバットってワケじゃなく、(確か中学校くらいで尻蹴りって悪い遊びしてる人とかいたよーな)、比喩的表現みたいなのでお仕置きするとか負かすとか打ちのめすとかって意味ね。

ちなみに、日本でお尻部分を英語にすると Hip ヒップ って言う人多そうだろーけど、Hip って実際には尻部じゃなくて尻部の中の関節みたいトコみたい。 恥ずかしながらこれ最近まで知らなかったんだよねー! バットがカジュアルでヒップがもちっと固い表現だと思ってました。 

他にも Ass って単語あるけど、これはNGね。 私も英語しらなかったときフツーに作文とかで使える単語だと思ってたんだけど、これはFワードみたいなちょっと強い言葉だから。
でももちろん他の意味でのAss もあるけど、混同されそーだから英語の先生なら避けるべき単語として教えそう。

Booty これは女性のAss みたいなんで、響きはちょっと可愛らしい?けどオススメできない言葉。

で最後に、オーストラリアの原作タイトルでも使われてる"Bum" 、これはあまり聞かないけどイギリス英語みたい。 国旗見れば分かると思うけど、オーストラリア英語はベースがイギリス英語ね。(発音もニュージーランドと同系だけどアメリカ英語よりもブリティッシュ寄り)

そんなことでついでついでの尻英語でした。




バットハンターを職とするヒーロー的な物語だけど、観た感じだと基本日常的なコメディに悪いバットが関わったりする感じかな。

例えば、第1話Aパートじゃ、未来からフラッシュネーター(トイレットネーターみたいな)ってのがやってきてデュースを追い掛け回すって話。 それとか第2話Aパートではヒゲをはやしたデュースが有名スター・バットに間違われて、悪のバットたちのパーティーへと招待されることになりザックとエレノアーは潜入捜査へ…っとかそんな感じの話が続きます。 悪いバットと戦ったりするシーン多いけど、全体的に軽いノリなコメディって印象かな。
同じ Nelvana のSidekick とは制作スタッフのほんの1部が同じなんじゃないかなってくらい似た感じのトコあると思うし、真面目な比較対象としては良いんじゃないかな?



the Day My Butt Went Psycho
制作はカナダ Nelvana とオーストラリア Studio Moshi
TV放送はオーストラリアの…Go! っていうCN作品とかも放送してる総合チャンネル。
同じNelvana作のDetentionaireみたいにABC3じゃないんだね。
監督は、同じく原作をベースにしたカナダの"Scaredy Squirrel" とか "Grossology" を手掛けた、Matt Gerguson って方。

クレジットに Teletoon ロゴ入ってるし、カナダ入り近いのかな? 
オーストラリアだけじゃまだまだマイナーな作品扱いで情報少ないから、早く他の国でも放送して欲しいな。


まだ2話(15分の4つ)しか観てないけど、
それなりに楽しめたし、今後もしばらくは観てくと思います。
そこまで個人的な評価高いワケでもないし、知ってる声優とかいなかったらそこまで魅力的に写らなかったかもだけど、
バットが主役っていうおかしな設定は自分の注意を引くのには十分だし、今後も変わったこと期待できそう…
って感じかな。

それじゃ、最後にリンク張ってお終いに。

watch the Day My Butt Went Psycho
Trilurilu 
Dubbed-Scene


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