先月発売されたアバターのコミック "the Search part 1" 読んでみたからレビューね。
正直プロミスシリーズはホントなんだったのってくらい、今回のは段違いに面白いです!
(プロミスので個人的に1番良かったシーンってアズーラが登場するとこだったしね…)
予想通り前シリーズ同様ズーコ見れる時間多めでファンにはたまらないけど、今回はアズーラにも出番たくさんあるよ!
途中けっこう大きなスポイラーあるから、これから読もうとしてる人は控えた方が良いかもー。
ではでは
前回のリキャップ
プロミスシリーズの第3巻で、無事にユーダオを巡る土と火の国による領土問題は一時的に解決され、ファイアーロード・ズーコの次なる目的は失踪中の自身の母親・アーサを探すことになったのだが…。
手がかりのないズーコは、今ではすっかり精神クリニックの常連となってしまい隔離されていたアズーラ元プリンセスの所へと。 カタラ&ズーコとの戦いで心身ともに打ちのめされたアズーラは新たなファイアーロードに手を貸すのだろうか…っと。
母の畏れたモンスターが動き出す?
制作は前回と同じ、
Gene Yang 作家 Gurihiru 作画
んじゃ中身へ
Gene Yang 作家 Gurihiru 作画
んじゃ中身へ
今から遥か昔、火の国の小さな村・Hira'a (ヒラア?)にて
ズーコの母親アーサの子供の頃から物語が始まる今回のATLAコミック。
お芝居に練習をするカップル・アーサと臆病だけどハンサム?なアイケム
ちなみにこの人の名前、Ikem って発音はアイケムって感じ? それともイケム的?
ごくごく珍しくもない小さな村で幼馴染のアーサとアイケムは仲良く過ごしてましたっと。
この辺は時系列にして…ATLA本編開始の20-30年前のことで、アバター・アンが南極海で眠り続けていたときのことですね。
至福の時
でもこの世の中で永遠なモノなどなくて…
っとそんな2人の愛を引き裂く様に、田舎町・ヒラアへと訪れたのが当時の火の国の王アズロンとその息子プリンス・オーザイ。
一体何のようだ?
って思えば、アーサはアバター・ロクの孫じゃんね。 前王ソージンの時からアバターを警戒していた火の国は、アバター・ロクの血筋が流れてるアーサを捕らえに来たようです。
ってもホントはオーザイとアバターの孫を結びつけてより強力な血統を手に入れるアズロンさんの考えでした。 道徳的には間違ってるけど、火の国側から見るととても良い考えだと思わない?
後の脅威と成り得るアバターのオフスプリングを早い内から摘むと同時に味方に取り入れれるんだもん。 そーそー今思えば、ズーコとアズーラは元々サラブレッドみたいなもんだったんだね。
ところで、このシーンでアーサの親リナが持ってるのってアバター・ロクが持ってた火の国王族の冠じゃん。 ロクは王族ではないけれど、少年時代に親友で火の王子であるソージンがロクにプレゼントしてくれた物だよねこれって。
この冠はその後に、ロクの娘のリナへと受け継がれ、そして経緯は不明だけど色々あってアイロの下へと。
で、アイロがズーコへと差し上げて、現在ファイアーロードとなったズーコの頭の上へと。
この辺の話はATLAシーズン3の"the Avatar and the Fire Lord" で描かれてます。 個人的にこのエピソード過去のアンの前のアバター・ロクの世代の話が見れて好きかな。
今回のシリーズで重要になるであろう火の国の皇族中心の家系図 右側が大事かな
アバター・ロクの子供がリナ、リナとジンザクの子がアーサ、アーサとオーザイの子供がズーコとアズーラね。
そんな中時は流れズーコの母親捜索組みの現代の世界では、
対面する父と娘 それを後ろで見るズーコ
オーザイからアーサの情報を搾り出すためにアズーラをズーコが送った場面。
ここ、ただでさえこの絵でなんか笑わしてもらったのすごく面白いシーンでさぁ。
スキ&タイリーの忠告も聞かずにTea Time なズーコ アイロはホント誇らしいよね
けど… 顎の力だけでズーズー突き飛ばすアズーラ様…!
レディー達の前でカッコ悪い王様、そしてそれを楽しそうに眺めるオーザイさん。
ホント愉快な久しぶりな家族団欒じゃんね!
アズーラ 「こんなカッコでどうやってお茶なんて飲めって言うのさ?! 犬みたいに這いつくばっるのが見たいわけ?!」
ズーコ 「違うんだ… それは…」
(訳はテキトーね) で、ズーコが伝えようとしてたのって…
ストロー
優しいなぁぁ、ちゃんと親愛なるアズーラの事考えてあげてるのね
にしても、アズーラ様セクシーですね。 精神的に不安定になってしまい以前に比べ華やかさや余裕がなくなってしまったものの、妖艶さ増してる印象かな。
ベンダーに囲まれて、ヘビのように狡猾さで物事を切り抜けるアズーラも今回ばかりは一筋縄ではいかない?
結局今回の旅のメンバーは、アン、カタラ、サカ、ズーコ、そして自分の親ってこともあってアズーラも付いて行くことになりました。 楽しそうなメンバー!
トフはユーダオの人たちにメタルベンディングを教えてて忙しいみたい。 ユーダオ警察もメタルベンディングに興味示してるらしくて、これって後のリパブリックシティのメタルベンダーたちの礎となってくんだろーな。
AZULA, AZULA, oh AZULA
旅の道中でもチームを裏切ったりしながら、母の幻影に苦しむ元プリンセスアズーラ
今回のATLAコミックって本来の見所はズーコ&アズーラの母親捜索だったり、アーサの過去のお話だったりするんだけど、アズーラの色んなアクションだとかもすごくオススメできるくらい魅力的でさ。
優雅さなくなって色々と必死そうでクレイジー
自分で重要な手紙を燃やしておきながら逆ギレ?するプリンセス
なんだか2重人格ってか解離性同一性障害みたいになってて、支離滅裂、不可解な言動が多く見られますね。
母親の事が愛しいアズーラと母親を始末したいと思うモンスターのようなアズーラがいるようにも見えなくないかなぁ。 自身が作り出した偽者の母アーサの幻影がすごくアズーラのこと邪魔してるよーにも見て取れるしさ。
ここでまたアーサ、アイケム、ヒラア村のとこに戻って、
愛する者のために国王に対して牙を向ける(フェイクだけど)なんてハンサムな、アイケム。
読者側は最終的な結末がある程度分かってるだけあって切ないシーンね。
フラれた?からって何故かキャストアウェイみたな生活を送るアイケム。 他の村人とか家族はどうしたんだろ? こーゆーのを魔が差したっていうのかな。
そんな生活をする中、彼には未知なる遭遇が待っていたのでした。
その頃アイケム愛しのアーサは火の国の王子と…
宮殿の優雅な暮らし、プリンセスとしての暮らしはアーサの予想外で、
オーザイはアーサに、実親などと決別し故郷のヒラアとの縁を切ってしまえと強いる。
プリンセスって見かけだけで、実際はアバターの孫ってことでドレイみたいにされてしまいました。
自由の翼をもがれ苦しむアーサ、対して故郷ヒラアのアイケムは…
未知との遭遇
もしかしてアーサのスピリット何とかって可能性はない? アバターロクの孫だけあって何かとスピリット関連に長けてる可能性は大アリだと思う。
そしてそんなアーサを愛し続けた彼だからこそ、このスピリットは彼の目の前に現れたんじゃないかなって。
ちなみに、アバターの世界では一般の人にスピリット見れません。 例外はアバターや、その仲間だとか、アイロ叔父。そしてアバター・ロクと関係あるアーサやその愛するアイケムあたりもスピリットを見たり感じたりできそうだね。
パート2・第2巻ではこの辺がメインプロットに絡んでくるだろうっと思います。 アイケムは年齢的にまだまだ生きているだろうし、
きっとチーム・アバターが不思議な森で隠遁生活してるアイケムに出くわしてアーサの話で盛り上がるだとかそんな流れじゃないかなって。
一方現代のチーム・アーサ捜索の前にはアズーラの裏切り含めて色々と障害が立ちはだかっていました。
ズーコより先に母親を発見したいみたいなアズーラ、彼女のベンディングの力は相変わらず。
ライトニングベンディング完全に使いこすその様は、単純なパワーならチームアバターの誰よりも上?
妹のことでサカに相談するズーコ
ここの対比イイね! カタラは側にモモとアパがいて暖かそーでブランケットもあるのに、アズーラ側は…淋しい。 いや、読めば分かるけどアズーラは寒くて震えてるんじゃないんだけど…
んじゃぁこっからは完全にネタバレはいってくるのでー。
Mega Spoiler Alert!
さぁこの手紙の何が衝撃的なのでしょうか?
多分ぱっと見ただけじゃ気付かないと思う。
結婚後アーサがこっそりアイケム宛に出していた手紙、まぁ大人の事情あってアイケムの下へとは届かなかったんだけど。 そこでこの内容です。
アーサ 「せめてもの救いは、私たちの息子ズーコです。 あの子の目を見ているとまるであなたのそれを見つめているかのような感じなのです。」
私たちの子 = アーサとアイケムの間にできた子供
えっ???
嘘でしょ?
ズーコは火の国の皇族じゃない? アズーラとは実の兄妹じゃない?
これってここでやるストーリーとしては味わえる設定!でもATLA本編のストーリーに穴開けまくっちゃうし、こーすることでかなりズーコのキャラクターが変わってきちゃうんだよねぇ。
とくにズーコファンとしてはすごく複雑…。
どうだろー? アーサが手紙にそう書き留めたからといってそれが事実とは限らないわけだしさ。 私の簡単な予想では、アーサはあえて嘘を書いたんじゃないかな? アイキムかオーザイのために
それだとかファンダムに多い意見では、アズーラが手紙を偽造してあえてズーコに見せたとかね。
ロイヤルファミリーの血筋ではないズーコは自分にはロードとして相応しくないって思わせるための、自分がのし上がるための策略。 オーザイとアズーラ2人がかりで練れば出来上がりそうな案じゃん?
どうころんでも、ズーコに火の国皇族の血が流れてないとは思えないよね。
zuko's dad?
ってな感じですごく佳境で終わってしまった Avatar the Last Airbender "the Search Part 1"
やっぱりすごく期待していたズーコの母親捜索の物語だけあって、色々と考えさせられるしプロミスシリーズに比べても奥深い内容でとても充実した70-80ページでした!
7月まで今のモチベーションが保てるか分からないけど、(lok始まってるかもだし)、パート2とにっっかく楽しみ。 引き続きズーコ、そしてアズーラ様には期待したいですね。
旅に出でてる間ズーコの代わりにアイロ叔父がファイアーロードの席にいるみたい
さっそくTea Nation にしようとするナイスなおじさん
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