LOKの"Skeletons in the Closet" の前回の続き。
タイトルにもなってる通り、とてつもなく重大な秘密が明かされたり、みんなが気になっていたアマーンの正体も…。
今まではなるだけ重要なことを明かすのは伏せてきたけど、
今回からはネタバレ100%なので、これからLOKを観ようとか思ってる人は避けた方良いかも。
前回の続きから
ボーリン、アサミ、アイロの3人組はナガとパブーと共にイコーリストの空軍基地へと向う。
一方のコラ&マコは変装しこっそりとアマーンが潜伏してると思われるテンザンの島へと。
アマーンの帰りを待つため、屋根裏部屋で待機しようとする2人の前には懐かしの人物が…!
ターロック
Recap #1
北の水の国出身のターロックは、テンザン同様にRepublic City Council の一員です。
彼はリン・ベイフォンが警察チーフのポジションを辞任した後、警察官隊の実権を握り一般市民であろうともノンベンダーでイコーリストと関わりの可能性がある者全てを圧服しようとしてました。
彼は折の合わないコラと争い、邪魔だという理由でコラを拉致して監禁したり。
ただ、そんな所へ都合よくやって来たのはイコーリストのリーダーでマスクの男・オマーンです。
ベンダーの攻撃をもろともしないこの人の前では、ターロックの抵抗も虚しく、ベンディングを奪われてさらに捕まってしまいましたっと。
で、そのターロックの力っていうのは、(ウォーターベンダーね)、そう、
あの血を操る絶技・ブラッドベンディング。
つまりターロックはBloodbender ね。
屋根裏で出会ったコラは、ターロックに他にも捕まってる人がテンザンの島にいるのかと問うと、
Tarllok "No, I'm the only one."
Korra "And what makes you so special?"
"I'm Amon's brother."
wwwhat??
十分有り得た説だし、そこまでは驚かなかったけどまさか兄弟だったなんてね
アマーンは、ターロックと同様に北の水の国出身でウォーターベンダーでありながらブラッドベンダーでも。
アバター・アンのベンディングを消し去る技・エナジーベンディングを模したことをしながらも、ノンベンダーであるとみんな思ってたアマーン。 でも実際はコラやカタラと同様に水の使い手?
うーん、ターロックの話をもっと聞いてみましょう。
けどその前に振り返り(Recap)#2から。
Recap #2
Bloodbending っていうのは水の技の応用で、(火の技のライトニングみたいな)、極限られた者しか扱えない高等技術。 簡単に言えば、生き物の体内に流れてる液体物(血とか)を操ってその生き物の動き自体を操る技。 初登場はATLAの火の巻の序盤のお話・the Puppetmaster、(日本のニックでアバター観ていた人には馴染みの薄い分野だけど)、そこで登場する老婆ハマがブラッドベンディングを使用っと。
Hama, the blood witch
そして火の国に捕まってた時に絶望の淵によって編み出したものがブラッドベンディングです。
カタラは不本意にもハマからこの技も学ぶんだけど、相手をパペットの様に操るこの技の怖ろしさを体感すると使用も控えるようになりました。
ハマについてはこのビデオ観た方が手っ取り早いかと
ウォーターベンダーって4つのエレメントの中でもかなり凶悪かつとても大きな力な気する。
Tarllok & Noatak
さて、前置きが長くなってしまったけど、ここからが今回のポストのメインである北の水の国の2人の兄弟のお話。
アマーンがターロックの兄で、どのようにして彼がイコーリストへとはしったのか?
まず時は遡ること、42年前
ATLA終了から28年後のリパブリックシティにて、ユコーンがブラッドベンディングによる犯罪で法廷へと。 彼の驚異的なブラッドベンディングの前にチーム・アバターも敵わなかったかに思えたけど、アバターステイトのアンによってベンディングの力を剥奪っと。
この辺はLOKのエピソード"Out of the Past" でコラのヴィジョンによって語られる内容だね。
その後、力を失ったユコーンは仲間によって救出され整形手術によって顔を変える。
リパブリックシティから出て、北の水の国へと流れた彼はそこで1人の女性と出会い恋に落ち家庭を持つ。
その地で2人の間に生まれたのがターロックと…後のアマーンとなるノアタック。
ノアタックは、幼いターロックの事を可愛がってくれる優しい兄で、小さい時からもイコーリスト的な公平を大事にする感じだったみたいね。
でも、この兄弟に立ちはだかった問題っていうのが父親であるユコーンの存在。
早くからウォーターベンダーの素質を見出された2人は、日夜厳しい父の下で特訓を。
そしてある日、ユコーンは子供達に自分の犯罪者としての素性を子供たちに母親には内緒で知らせ、ブラッドベンディングについても語る。
父であるユコーンに代わってアバターに復讐しリパブリックシティを制服しろっと父親からの命令がくだされる、兄弟。
その日を境に、狩りに行くたびに動物相手にブラッドベンディングの練習をされ、2人の幼き良い日々は過去のモノへと。
ノアタックが14才くらいになった時、天才的ベンダーである彼は父を超えるレベルのブラッドベンディングをマスターしつつあるのだけれど、親からの過度の重圧・責任を背負ってしまい幼い頃の彼とは遠く違く心を閉ざしてしまったよう。
ほら、医者の息子とかで、弟が出来損ないだからってことで兄が1人で何倍も頑張って精神的に崩れていったりするケースみたいな感じ。
悩める姿とかコラと似てるんだよねーこの人
アマーンとコラ、けっこう共通点あると思います
ブラッドベンディングをマスターすると、指1つ動かさずにテレキネシス(サイコキネシス)のように生きる者ならなんでも意のままに。 もちろん相手の体を捻じ曲げて殺害してしまうことも可能だと。 有効範囲だとか分からないけど、(はるか上空から火の玉投げてくる相手とかには効かないと思う)、接近戦なら…無敵じゃん?
狼を踊らすターロック
そして満月の夜、アマーンが教示するような「力は終末しかもたらさない」的な事件が。
ノアタック、アバターではなく父に復讐
自分達を復讐の道具のように扱う父・ユコーンに逆らいブラッドベンディングで苦しめる長男ノアタック。 弱弱しい弟も母も捨て吹雪の中1人去って行ってしまいました。
こうしてノアタックに与えれた力は、彼と家族の関係を滅ぼすことに。
その後、ノアタックを失った家族は崩れる一方。
母親の様子も変わってしまい、失意の父親はターロックをトレーニングするのを止めてしまうのです。 ユコーンはノアタックを失ったことで、人生の目的をも失い、数年後には母子残して死去。
その後のストーリーは視聴者も知っての通り、
ターロックはリパブリックシティへ
ノアタックはイコーリストを結成へと。
現在、アマーンはベンダーであることを隠しながらもブラッドベンディングの力を使い他のベンダーの力を除去してるけど、ブラッドベンディングって極めれば他人のベンディングを消し去ることも出来るってことっぽいです。
ターロックによれば、アマーンは本当にベンディングが悪だと信じているみたい。
実際にベンダーによる力が暴力や争いを生み出すのだから、私自身もアマーンの考え理解できる。
それにノアタックと父親の関係を考慮すれば、アマーンが本当にベンディングに支配された世界から力無き平等な世界へと作り変えたいんだろうってのが伝わってくる気もする。
もう戻れない過去、コラも言うようにとても悲しい話
なんか感想ってよりもストーリー解説になってる気がするけどーっまいっか。
このエピソード実際観てれば私の言いたいこととか多少は伝わると思うけど、未見だとなんかわけわかんなそーだなぁ…。
次回の最終回(シーズン1の)では、
秘密を握ったコラたちがアマーンや大衆の前でアマーンの過去を暴露する予定なんだけど、
はたしてうまくいくのかな。
あと、別方向に向った残りのチーム・アバターも気になります。
リンやテンザン、ましてはターノとかの出番は?
ハソークは元チームメイトのピンチに駆けつけてくれるのか?
アバター・コラはいつアバターステイトに突入するのだとかも、
色々気になるフィナーレですね。
ブラッドベンディングが登場と聞いて。
ReplyDelete日本では放送されていないので、たしかになじみが薄いけれど、それまでどちらかといえば地味だった水のベンディングのイメージをがらりと変えた衝撃的な技でした。
アンの時は、そういう技もあるというだけでそれほどストーリーにはからまなかったけど、コラではどうなっていくのか気になります。
ブラッドベンディングって凶悪だよね。
うん、確かにブラッドベンディングなんてライトニングベンディングに比べれば、そんな技もあったっけっかって感じだったしね。ATLAでは
ReplyDelete個人的に嬉しかったよーなことは、今までけっこうアバターの世界では火の国の人達が悪者扱いされてきた気するけど、これで水の技の使い手も同様に忌むべき存在になりえるんだって。